本格的な高速通信の本命となるのが光ファイバーを利用した通信です。光は電波に比べると周波数を格段に高くできるために、高速な通信が可能です。この技術を電話に応用すると、1本の光ファイバーに何万回線も通ずことが可能となるためにコストが劇的に低下し、将来的には電話線はすべて光ファイバーに転換されます。光ファイバーの幹線は既に完備していますので、問題は個々のユーザーを幹線にどうつなげるかということになります。NTTでは、「光・IP通信網サービス」によって、10Mbpsの光ファイバーを複数のユーザーが共有し、平均で2〜3Mbpsを出せるサービスを開始しました。ただ現在のところ、光ファイバーを利用するには月額1万円程度とコストが高いうえに、プロバイダの方でも高速通信にみあった設備に更新する費用がかかるという問題があります。NTT以外にも、有線ブロードネットワークス(旧大阪有線)では100Mbpsの光ファイバー網の実験を終え、政令指定都市から既存の有線網に光ファイバーを一体化して敷設する計画ですので、この進展が注目されます。
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