家相はこれで解決

2012.01.23

合理的な説得からはずれ、ガンとして動かない問題に「家相」がある。この局面では「建築とは家相である」と定義づけられる。そもそも家相は科学的合理性から出発をしていないため、これを科学的かつ合理的に否定をしても、建築主を説得することはできない。さらに家相にも流派があり、すべての流派を考慮すると「便所を造る場所がなくなる」といわれる。そのうえ同じ流派でも、より深いレベルで占うと、逆の結果がでるようになっている。

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そして、最近は風水まで飛び出してきた。そもそも風水は、中国の気候、風土、文化、歴史、民族の中から経験的に妥当性がありそうなものを集大成した、宗教的なものである。それを気候も風土も文化も民族も違う日本に直輸入し、疑問も感ぜず信じてしまう。だからといって物分かりよく妥協し、「いいことは信じ、悪いことは信じるのはやめましょう」と言っても、悪いことが起きればやはり「家相の悪い設計だ」と建築士の責任にする。「それは非科学的だ」と建築士が言っても、残念だがその科学は未完成の発展途上にある。これから先、科学で証明される超科学的分野の広さは想像すらできない。科学で超科学的なものを否定することはできない。なにしろまだ分からないのだから……。やはり超科学的なものには、超科学的なもので対処し、問題を解決しなければならない。