「伝えなければならない」こと

2011.06.08

当店のように比較的高価格な雑貨を扱っていると、雑貨ネットショップは、モノを売っているのではないということをつくづく感じます。モノではなくて、「モノを通してライフスタイルを売っている」と実感するのです。例えば、当店の定番商品である「アタのティッシュケース」は、3000円します。もし仮に最低限の生活ができればいいのだったら、このアタのティッシュケースは必要ありません。ティッシュボックスをむき出しのまま使ったって、機能的にはなんの問題もないのですから。でも、リビングルームという空間で生活するうえで、あの厚紙でできたボックスがむき出しになって目に付いたら、なんとなく味気ないし、所帯じみた部屋になりますよね。それをアタのようなナチュラルで繊細なテイストの素材で隠すことによって、よりハイセンスな空間づくりができるのです。つまり、アタ製品という雑貨は、機能以上に、ライフスタイルを演出する役割を果たしているのです。おそらくすべての雑貨ショップが扱う商品は、こういった「ライフスタイルを演出する」モノなのではないでしょうか。だとすると、ショップはなにをしなければならないのでしょう?