ネット通販をマラソン競争にたとえる

2011.05.16

マラソン競争にたとえるなら、ンの20キロぐらい先から走り始めるようなものです。スタートライしかし、ネット通販で成功して大企業になった例は多くありますが、大企業でネット通販に成功した例はあまり耳にしません。重層的な指揮命令系統にあるので意思決定が遅い、減点法を採り入れた評価システムのために社員がリスクを取り難い、失敗しても責任の所在が曖味で学習効果が働かないなど、原因は数え切れないほどあります。また、既存の販売チャネルとのカニバライゼーション(自社製品でお客さんを食い合う)を避けるなどの経営的な配慮もあるかもしれません。問題点をあえて一つだけ挙げるとすれば「当事者意識が希薄」だということではないでしょうか。失敗しても所詮は会社の金で自分の懐は痛みません。これでは、身銭を切っている個人事業主や家業に直結している二代目と真剣勝負ができるはずも無いでしょう。大企業を一人で動かすことはまず無理です。事を成すためには信頼できる仲間を募って少数精鋭のタスクフォースを作る必要があります。「プロジェクトX」には及ばなくても、それに近い心意気は必要です。マラソンに例えれば、大企業はゴールまでの距離は半分ぐらいしか無いけれど10人11脚で走っているようなものです。強力なりーダシップとそれに続く人材がそろわなければ事業は迷走するだけで、決してゴールまではたどり着けません。しかしいったん歯車が噛み合えば、これほど強力なプレーヤーはいないでしょう。商材が優れているうえに豊富な資金を背景にした広告宣伝戦略を実施すれば、大きな利益を期待することができるのです。