授業の速さは、聞きしにまさるスピード

2011.03.31

私は、1年目と2年目に1年間の英米文学のコースをおのおの二つずつ受講しましたが(20世紀英米小説、20世紀女性英米文学、19世紀英文学、19世紀女性英米文学)、聞きしにまさる速さで授業は進んでいきました。日本の大学では、エミリー・ブロンテの『嵐が丘』を1年かけて勉強した記憶がありますが、オークランド大学ではたった1回の授業(講義とチュートリアル)で終わってしまいます。ジョージ・エリオットの『サイラス・マーナー』、オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』、トマスーハーデイの『日陰者ジュード』などのような、だいたい500ページ以下の小説は1回の授業で、ジョージ・エリオットの『ミドルマーチ』、チャールズーディケンズの『デイヅイッドーコパーフイールド』、サッカレーの『虚栄の市』など1000ページ近いものは2回の授業という配分です。私は二つの英文学のコースを取っていましたので、1週間に予習として1000ページ近くを読まなければなりませんでした。これら以外にも論文(通常、articleと呼ばれます)を読んでいかなければならない英語言語学のコースがいくつかあり、起きている間は何か読んでいるという生活でした。ちなみに論文は、どうしても時間がないときには、コンクルーション(結論)だけを読めば、なんとか大筋がつかめることがあります。
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