患部を包帯で巻きっぱなしにしておく

2011.04.13

ヤケドに限らず、形成外科では手術後、抜糸までの四、五日から一週間ほど、患部を包帯で巻きっぱなしにしておくことが多い。これは横着をしているわけではなく、出血や感染の恐れがないかぎり、手術部位をそっとしておいたほうが治りがよいと考えるからである。ところが患者さんは、包帯交換の時まで四六時中、包帯のとれた瞬間のことだけを考え続けている。抜糸の頃、まだ顔は腫れ、ところどころアザになっているのが普通である。そのため、一時的に手術前よりはるかにみっともない状態になるとは、思いも及ばない。たとえそう説明されていても、非常に不安になって当然である。だからその時「これがあたりまえで、いずれこれこれのレベルにまで回復します。手術は大成功でした」と即座に言ってあげることが必要である。
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