「肌にはビタミンCが必要」というのが常識ですが、CO2ジェルは、その作用を最も効率的に引き出すことができるといえるでしょう。CO2ジェルに含まれるアスコルビン酸などの有効成分は、CO2ジェルの「DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)」によって、有効に肌に浸透させられるからです。ところで、肌になぜビタミンCが必要なのかおわかりでしょうか。これは、CO2ジェルが供給する酸素の反応について正しく理解するためにも必要ですから、簡単におさらいしておきましょう。第1章で、酸素の功罪について少し触れました。酸素というのは、非常に不安定な荒っぽい物質ですから、近くにある物質を手当たり次第に変質させていきます。活性酸素が最大の悪役としてテレビや雑誌で血祭に上げられているのは、体内で細胞やそのなかの遺伝子を傷つけるからです。現代病といわれる慢性病のほとんどすべてが、この活性酸素をリスクファクター(危険因子)としています。しかし一方で、私たちの体は酸素がなければ数分間も生き延びることはできません。酸素がない状態は息を止めれば簡単につくれます。試しに、いまちょっと息を止めてみてください。――その苦しさこそ、いかに私たちの体が酸素を常に利用して生命を維持しているかの証明です。私たちは体内で、酸素の不安定な性質を逆に利用して、常に新しいエネルギーをつくって健康と若さを保っているのです。細胞の新陳代謝も、その酸素の功罪の「功」の部分なしにはありえません。
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